幹細胞を使用した3Dプリンティング
イギリスノッティンガム大学の科学者は3D「バイオプリンター」を使用して骨格を作成し、骨組織内に成人の幹細胞を使ってこの骨格をコーティングしました。プリンターはポリ乳酸を使用して骨組みを作成し、アルギン酸ゲルで細胞を保護します。この骨組みは3か月ほどで体内に吸収され、形成される新しい骨細胞に置換されます。
http://www.youtube.com/watch?v=f2Ja7vmIlMs
アウディ、取扱説明書にARアプリを採用
アウディは、コンソールやエンジンにかざすと、車両の機能情報を提供する、AR (拡張現実)アプリケーション、eKurzinfoを開発しました。このアプリケーションの使用は、Audi A1から始まり、今後2015年にAudi A3への適用も計画されています。300か所以上のエリアを認識し、ドイツ語、英語、日本語で説明が流れます。採用されているのはドイツのMetaio社のAR技術です。
http://www.youtube.com/watch?v=n-3K2FVwkVA
エコなトイレを再発明
米国カリフォルニア工科大学(Caltech)は、太陽エネルギーを動力とし、排泄物を水素ガスと肥料に変える自洗浄型トイレでゲイツ財団が主催する「Reinvent the Toilet Challenge(トイレ再発明プロジェクト)」の大賞を受賞し、英ラフバラ大学とカナダのトロント大学がそれぞれ2位と3位を受賞しています。Caltechのデザインではソーラーパネルで電気化学反応器に電気を供給し、排泄物を肥料と水素に分解して燃料電池に貯蔵します。処理された水はポンプでタンクに送られ、灌漑や洗浄に使用するため貯蔵されます。
http://www.youtube.com/watch?v=NXIffQlWDtg
脳波で操るラジコン!?
米ミネソタ大学の研究者たちは思考で操作できるラジコンヘリを開発しました。 脳電図(EEG)を使用して脳波の活動を記録、被験者はクアドコプターの飛行を備え付けのカメラを通じて確認します。被験者が左手を上げることを想像すると、ラジコンヘリは左に曲がり、両手を上げることを想像すると、ヘリも上昇します。
http://www.youtube.com/watch?v=6LWz4qa2XQA&&feature=youtu.be
見えないが、そこにある高層ビル
韓国、ソウルにある高さ450メートル(1,476フィート)のタワー・インフィニティは世界第6位の高層ビルとなる予定で、世界初の「見えない」タワーでもあります。米国カリフォルニアのGDSアーキテクト、韓国、日本によるこの共同プロジェクトは、仁川国際空港の近くに2014年完成予定です。地上からはあたかもビルが透けているかのように見えます。カメラとLEDディスプレイが回転、融合し、ガラスの塔の存在を隠し、歩行者にシームレスなパノラマ環境を与えます。透過度は調節でき、鳥や飛行機からは確認でき、飛行に支障はありませんが、地上階からは透明に見えます。